2005年11月14日

町田女子高生殺人事件


 なんかここ数日テレビで大賑わいですね。




 小中高と同じ学校だった男女。

 高校に入ってから女子の方が距離を取るようになった。

 男子の方はそれにもかかわらず彼女のそばにいようとしたがどうしても溝は埋まらない。

 こじれた関係は、最後には、男子が女子を刺殺するという結末になった。




 概略としてはこんなもんでしょうか。

 わざときれいな言葉で書いてみると、なんか青春小説のあらすじみたいな感じになってしまいますね。

 桜庭一樹あたりが書きそうな。




 以下、残虐だったりえろっちぃ言葉とかあるので、とりあえず隠します。







 よく小説やゲームにある幼なじみというのは、何か幻想というか都合のいい男女関係みたいなものが描かれやすいところがあります。よくありますね、朝起こしに来る幼なじみとか。

 今回のケースは、片方はそういう「親密な関係が続くこと」を望み、片方はそう思わなかった、ということでしょう。




 報道では男子が女子に片思いをしていてストーカーみたいになった上、というように報道されてますが、なんかニュースでの少年の行動を見てると、果たしてそうだったのかなぁ、というのがちょっと引っかかります。




 実際はどうかわかりませんが、どうにも少年の行動が幼稚に見えるんですよ。自転車で彼女の周りを回るようなそぶりを見せつつも話しかけない、とか。どうもこの少年、恋愛感情までいってないんじゃないかしら?




 最後の凶行がいきなり刺殺、というところにいってしまうのも含めて納得がいかないんですよ。




 たとえば恋愛感情がベースになっているんだとしたら、高校生ならレイプとかそっち方面に走っていく方がアリガチな話ではないでしょうか。それがいきなり顔を滅多刺し。顔を破壊する、ってのがどういう心理状態なのかにもよるけど、そういう恋愛感情があったらなるべくきれいなままで、とか頭になかったのかな。一発入っちゃったから暴走した、って可能性もありますけど。




 なんとなくですが自分のそばにあるお気に入りのものが離れてくのが許せなかったみたいな、子供の理屈と考えた方がしっくりきますね、あたしは。かんしゃくおこしておもちゃ投げ捨てて壊すような、そんな逆ギレ?




 たしかに、片思いの果てにストーカー殺人、なんてなると目を引くでしょうね。かといって、それが真実なのかは本人しかわからないだろうし、もしかしたら本人もわからないのかも。




 だからあたしもこんな解釈をしてみました。真実はこうじゃないか、とは言いませんけど、こう見ることもできるよ、ってことで。




 ところで、最近は少年犯罪があると必ず出てくる、この少年の家から残酷な内容のゲームが発見されたとかの頭悪い発表がいつされるのかがとても楽しみです。その次にはワンパターンにもこういう切れやすいのは典型的なゲーム脳というコメントが出るんですよね。それも楽しみだなぁ、風物詩として。

posted by 白井めも at 15:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 古いブログ(他blog移転)
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